神戸市垂水区整体「ＲＩＣＥ処置」
「 スポーツ選手＆家庭にも役立つ、ＲＩＣＥ処置 」
ＲＩＣＥ処置とは
ＲＩＣＥ処置とは、スポーツ外傷や日常生活における応
急処置のことです。以下にその手順と効果を説明します
１，Ｒ＝Rest （ 安静・休養 ）
２，Ｉ＝Icing （ 冷却・アイシング ）
３，Ｃ＝Compression（ 圧迫・圧迫包帯・止血 ）
４，Ｅ＝Elevation （ 患部の挙上 ）
ケガをしたときには、これらの４つの処置を同時に行うことが大切で
それらが複合的にけがに対して働きかけ、けががひどくなるのを防ぎ
治りを早くします。
ＲＩＣＥ処置の中でも最も重要なのがＩ＝ＩＣＩＮＧ（患部の冷却）で
単独で行っても、応急処置の効果がかなり期待できます。
圧迫や挙上を併用すると処置としての効果は大きいですが、患部を冷
やすことだけはできれば最優先に行いたいところです。
（※但し、ケガの状態にもよります）
ＲＩＣＥ処置の効果 （スポーツ外傷＆日常生活）
●ＲＥＳＴ（安静・休養）
ケガを悪化させないためにすぐに運動を中止し、患部を安静に保ちます。
運動を続けていると血液の循環がよくなってしまうので、患部への血液量
が増え、腫れや痛みがおおきくなります。
安静にするのは腫れや痛みの悪化を防ぐためです（早期回復にも繋がります）
●ＩＣＩＮＧ（患部の冷却）
圧迫包帯で固定をしたら、その上からアイスバッグで患部を冷やしていき
ます。その際、凍傷には十分に注意してください。
直接患部を冷やすことで血管を収縮させて炎症や出血を抑え、腫れや痛み
などを防ぐのが第一の目的となります。
●ＣＯＭＰＲＥＳＳＩＯＮ（圧迫・止血）
患部の安静位を確保したら、弾性包帯／テーピング／三角巾などで患部を
圧迫固定します。
患部を圧迫固定することで、その部位への血液や細胞液の流入を防ぎ腫れ
を最小減に抑えます。そのことが早期回復へと繋がります。
●ＥＬＥＶＡＴＩＯＮ（患部の挙上）
患部を高く挙げた状態で保ちます。できれば心臓より高い位置まで挙げます。
そのことにより患部に流れ込む血液や細胞液を減らすことができます。
逆に患部から出て行く血液や細胞液の量が増えるので、腫れがひきやすくな
ります。
↓
クッションなどの上に足を置いて、リラックスした状態で患部を高い位置に
保つようにします。
長時間立っていると足がむくみやすくなりますよね？で、台の上に足をのせるとむくみが
改善されやすくなる。それと同じことです。
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【ＲＩＣＥ処置のポイント】
※受傷後（打撲 捻挫 肉離れ 脱臼 ぎっくり腰など）に痛み、腫れ、炎症がある
場合に行います。
※時間は....最初のアイシング（１５～２０分）が終わって、次に冷やし始め
るタイミングは、腫れや痛みが戻ってきたらと一般的には言われています。
ですが腫れや痛みに対する感じ方は個人差がありますので目安として４０
～６０分の間隔をあけるとよいでしょう（凍傷には注意）
このペースで就寝するまで断続的にアイシングを繰り返すのが理想的です。
※ＲＩＣＥ処置が必要な理由は、腫れや痛みを最小限に抑えて受傷後の回復
を早めるためです。
炎症、腫れなどは損傷された細胞や組織に対する生体の修復防御反応なの
ですが、それが大きくなりすぎると、逆に治癒を遅らせることになるので
必要最小限に抑えることが重要になります。
ＲＩＣＥ処置時の三禁則
飲酒 入浴 運動
ＲＩＣＥ処置は・・・家庭や職場など日常生活でも
ＲＩＣＥ処置は、スポーツで起こるケガの応急処置だけでなく日常生活でも十分
に応用できます（＾＾）
たとえば、ぎっくり腰や打撲、捻挫など仕事中や家事をしているときに起きた場
合など、ＲＩＣＥ処置（特にアイシングが）そのまま利用できます。
また、この他にも熱中症、鼻血、火傷、発熱、歯痛にもアイシングが有効です。
この場合は温める？冷やす？/整体で身長伸びる？
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