神戸市垂水区/成長期の子供について
成長期の子供について
成長期の子供の身体は成長段階にあり未発達な状態です。この時期に無理な筋力トレーニン
グや練習を行うと、かえって身体に負担をかけ筋や腱、骨、軟骨、関節などを痛めてしま危
険性が高くなります。
骨が伸びている時期、特に小学生高学年~中学生にかけての年代は、骨の先端に近い部分が
成長軟骨という柔らかい組織でできているため、関節や骨に過度のストレスをかけないよう
にすることがスポーツ障害の予防に重要です。
また、急激に身長が伸びている時期は、骨の成長に対して筋肉の成長が追いついていないた
め、筋肉の柔軟性が低下し、成長期特有の様々なスポーツ障害が起きやすくなるので、十分
に注意する必要があります。
■スポーツ障害の予防対策
・運動前、運動後にストレッチをしっかり行う
・十分な睡眠、栄養、休養をとる
・練習後、試合後はよく使った部位のアイシング / 患部のアイシングを行う
・成長期には、関節や筋肉に過度な負担がかからないトレーニングを行う
・ケガの予防のために、定期的にコンディショニングをおこなう
・テーピングに頼り過ぎない
・用具と施設の点検(すり減ったり、破れたりしたシューズを履いていないか?)
痛くなる前に・・・
選手や子供達は、痛みを感じてもなかなか痛いとはいいません。もう少しでレギュラー
をとれそうだ、試合や大会も近いのでチームの雰囲気をこわしたくない、ベンチをはず
されるかもしれない、などなど、理由は様々です。ですので、選手の周囲にいる監督や
コーチなどの指導者、保護者がふだんから何気ないしぐさや動作を感じ取り、注意して
見守ってあげることが大切です。
また、選手自信も監督やコーチ、保護者まかせでなく、痛みを感じたらすぐに相談する
行動をとっていただきたいと思います。
周囲にいる監督やコーチ、家族などが言いやすい環境をつくってあげることも大切です。
「成長期は体の状態に合わせたトレーニングや練習を」
成長期(10才前後)でメインで行うのは運動神経系(神経系)のトレーニング。中学
にはいる頃になったら、持久力系のトレーニングを増やし、本格的なトレーニングは高
校に入ってから行うとよいでしょう。
負荷をかけ過ぎた過度なトレーニングは身体に負担をかける危険性がありますが、トレ
ーニング全てが悪いわけではありません。
子供でも15~30回くらいはできる軽い負荷なら、骨の成長を促し基礎体力の向上に
も効果は期待できます。
トレーニング前のウォーミングアップや終わった後のクールダウンもしっかり行いまし
ょう。
運動神経(神経系)を鍛えるためには、一つの種目に限らずいろんなスポーツにチャレ
ンジすることが大切です。
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