明石市｜神戸市垂水区／野球肩・野球肘
野球肩・野球肘について
野球肩・野球肘は投げ過ぎや準備運動不足、クーリングダウン不足
誤った投球フォームなどが原因で起こります。
野球肩とは野球の投球動作などで肩に起こる障害のことをいいます
「インピンジメント症候群／肩の痛み」
インピンジメントとは「衝突」するという意味です。インピンジ
メント症候群は投球動作などで肩の動作（安定性）にかかわる腱
板が関節にはさまれ、それが繰り返されることによって損傷を起
こす障害です。
この他にも肩は投球動作により、筋肉、靭帯、腱、骨など様々な
部分にストレスがかかります。人によっては肩の前側が痛かった
り後ろ側が痛かったり、あるいは上側であったりというように。
野球肩は大人でも子供でも起こるスポーツ障害ですが、リトルリ
ーグ肩など成長期の子供に起こる特有のスポーツ障害もあります
野球肘とは野球肩と同様、投球動作などで肘に起こる障害のこと
肩と同様に投球動作では肘の筋肉や靭帯、腱、骨などにも様々な
ストレスがかかります。
・肘の内側では伸ばされる力（牽引＝引っ張る力）
・外側ではぶつかる力（圧迫＝衝突する力）
・この他にも捻れたり肘が伸ばされたり（過伸展）
これらのストレスが繰り返されることによって、筋肉や靭帯、腱
骨（軟骨）に負担がかかり、違和感や痛み（軟骨が傷ついたりは
がれたり）が結果として起きてしまうのです。
■上腕骨内側上顆炎＝筋肉や腱に起こる障害
■内側側副靭帯損傷＝靭帯に起こる障害
■骨端線離開（リトルリーグ肘）＝骨が成長する場所
に当たる骨端線に起こる障害
■離断性骨軟骨炎＝肘の軟骨の一部がはがれる障害
■関節ネズミ＝はがれた軟骨が関節のなかで動き回る
「野球肩・野球肘の予防と改善策」
・ウォーミングアップ・クーリングダウンを十分におこなう
・ストレッチで関節・筋肉の柔軟性を高める
・成長期には関節や筋肉に過度な負担をかけるトレーニング
は避ける
・投げ過ぎ（投球過多）に気をつける
・フォームチェック
・練習後、よく使った部位のアイシング
・テーピングやサポーター等に頼り過ぎない
・休養、栄養、睡眠を十分にとり疲労を回復する
・用具の点検（磨り減ったり破れたりしたシューズを履いていないか）
＜選手の方へ＞
痛みや違和感を感じたら、治療に専念するのはとても大切なことです。
しかし残念ながら、こうした選手のなかには自分で行うべきウォーミ
ングアップやクーリングダウン、ストレッチなど、セルフケアを十分
に行っていないケースが多いようです。
痛みがとれたからといってそのまま練習に復帰する。そして再発を繰
り返すなんてこも少なくありません。
ケガが起きたら治療に専念するのは当然のことです。ですがそれと同
時に「なぜそのケガが起きたのか」「「再発しないためにはどうすれ
ばいいか？」「なぜ同じ部位ばかりを故障するのか？」しっかり考え
る必要があるのではないでしょうか。
原因を追究し、以前よりも良いコンディションにしてから復帰するこ
とが大切です。
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⇒成長期の膝の痛み／オスグッド
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